年下彼氏。


「ぅ……うん、ごめんね。じゃあ、また明日ね。バイバイ…」


《バイバイ》


ピッ…
プープープー…




「………うっ…ンくっ…ヒクッ」



私は聞き返さなかった。



確認したとこで、またその言葉を聞いたら、心が砕けそうだから..



“遊びたくない”



それが一真の本当の気持ち。


まぎれもない事実。




------------------------



----------------



---------


---


次の日。


目は腫れなかったものの、なんとなく気分が重くて、学校に行きたくなかった。

それでも、休んだら親が心配する。


親にあれこれ聞かれるのが面倒で、学校に行くことにした。






.
< 18 / 24 >

この作品をシェア

pagetop