カップラーメンと君と俺
そして、その週の金曜日、ロッカーの中を見た俺はあることに気が付いた。
毎日、スーパーの女に薦められたカップ麺を食べていることに……
そして、もう一つ気づいたことがあった。
昼休みが終わると、俺は必ず廊下を見るようになっていたってこと……
今日も例外ではなく、4限が終わると廊下の方へ目をやった。
昼休みだから、行きかう人も多い中で、そっと教室をのぞきこむ、あいつを見つけた。
うちのクラスの中村をキョロキョロと探す。その途中で、目が合ったような気がした……でも、すぐにあいつの瞳は俺の上を通り過ぎて、中村を見つけて声をかけている。
あいつ、醤油女こと三上花は、気が付けば毎日うちのクラスに顔を出していた。
俺はスーパーの女お勧め最後のカップ麺を手に取り、少し迷ってから別のとんこつ味に変えた。
毎日、スーパーの女に薦められたカップ麺を食べていることに……
そして、もう一つ気づいたことがあった。
昼休みが終わると、俺は必ず廊下を見るようになっていたってこと……
今日も例外ではなく、4限が終わると廊下の方へ目をやった。
昼休みだから、行きかう人も多い中で、そっと教室をのぞきこむ、あいつを見つけた。
うちのクラスの中村をキョロキョロと探す。その途中で、目が合ったような気がした……でも、すぐにあいつの瞳は俺の上を通り過ぎて、中村を見つけて声をかけている。
あいつ、醤油女こと三上花は、気が付けば毎日うちのクラスに顔を出していた。
俺はスーパーの女お勧め最後のカップ麺を手に取り、少し迷ってから別のとんこつ味に変えた。