ゆるゆる恋愛事情
「遊びに誘うんや!」
「そんなの良いよ、好きじゃないし…」
「そんなこと言ってたら一生彼氏出来ませんよ!」
「うるさい〜!」
こういう時勇気くんは痛いとこついてくる…
「と、とりあえず、メールありがとうございます。仲良くしてくださいね!っと…」
「無難やね」
「無難が一番…」
「高須ってサッカー部?」
「え?うん」
私が頷くと勇気くんはにやりと笑って窓のカーテンを開けた。
「ここな、特等席やねん」
「そういえば…」
「放課後また保健室入り浸るやんな」
完全に私が高須くんのこと好きってことになってんな…
まぁ、気になってはいる…
んだけど。