いちご オ・レ


顔を赤くして


やってきた龍太。


私はすぐに言った。


「いいよ!」


「え・・・っ?まじすか?え、あ、ぇと・・・よろしく・・・」


どことなく


嬉しそうな顔。


ふーん。


龍太、


まじで私のこと好きじゃん。


そんなの、


どうでもいいけど。


嬉しいとも


悲しいとも


思わない。


だって私は


好きなんかじゃないもん。




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