いちご オ・レ


少し


沈黙があって


口を開けたのは


拓実だった。


「公園・・・行こっか?」


私に


微笑んで


言ってくれた。


私は


「うんっ」





頷いて


歩き出す


拓実を


追って


横を


歩く。


拓実の匂いが


して


ただ


それだけで


幸せを


感じた。



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