いちご オ・レ


帰ってから


森崎君に


メールを送った。



でも


返ってこなくて


ずっと


携帯を眺める。


9時になって


森崎君、


疲れたんだよね、きっと。


とか思って


次は


拓実からのメールを


待つ。


いつも


9時にくるから。


そういえば


いつも


拓実から


メールしてくれるよね。


ちゃんと


私のこと


好きって思って


くれてるって


ことだもね。


そう自分に


言い聞かせても


やっぱり


過去に


こだわってしまう。


こんな自分が


自分で


嫌だと思った。



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