いちご オ・レ


龍太は


私が


こんなこと思ってるなんて


知らず、


楽しく話している。





ごめん、龍太・・・。





「じゃ、また明日な!」


離れた手と共に


龍太が笑顔を


見せた。






「・・・っ、じゃあね・・」




私は


龍太に手をふって


家へと入る。







言えなかった


別れたいのに


どうして


あんな嬉しそうな顔をするの?





そうだよ


悪いのは


私だよ


だから


ちゃんと


別れなくちゃ


駄目なんだよ




好きじゃないのに付き合って


これは


龍太に


失礼


だよね・・・。



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