いちご オ・レ
離れると
すぐ近くに
拓実の顔。
恥ずかしいのか、
すぐに
目を
そらされてしまったけど。
ねぇ、
拓実・・・
こっち見て?
私を見て?
私・・・
もっと
拓実の傍にいたいの。
拓実と
くっついていたいの。
拓実・・・
キスしてよ、ねぇ・・・。
こんなに近くにいるのに
こんなに愛しいのに
私たちには
まだ
境界線が立ちはだかる。
私も拓実も
無理に
それを乗り越えようとは
思っては
いないのかな・・・?