いちご オ・レ

これは


もう


絶対


強くなってやる


そう思うことしか


できない。


私が





頑張れることは


リハビリを


毎日することしか


できないんだよね・・・。


少し


気持ちが下がっている時


「さっき応援してくれてありがと」


って


声が聞こえた。


声がした方を


振り向くと


コートの横に座った


拓実がいた。


そんなことだけで


私の機嫌が


物凄く良くなる。


「おつかれ」


それでも


恥ずかしくて


笑って可愛く


言うことは


できなくて・・・





つまらなさそうな顔で


言ってしまった・・・。


でも


拓実は


笑顔で


「うん」


って言ってくれた。



そんな拓実の笑顔に


癒される。



< 92 / 192 >

この作品をシェア

pagetop