かくれんぼ
「あんたたち、こんなの信じてるワケ?サッサと石探して帰ろうよ」


強気な態度の茉莉


「っていうか、ボタン押したの茉莉だよ!1人で行きなよ!」


帆乃花の様子が変わった


「わかった!あんたたち怖いんでしょ?いいわ!私1人で行ってくる」


「え、茉莉?ちょっと待ってよ」


茉莉は私が止めるのも聞かず、1人で階段を上がり始めてしまった


「帆乃花〜行く?」


「行かない!怖いもん…ボタン押しちゃったんだよ?嘘ならいいけど、もし、本当だったら…」


帆乃花は震えながら座り込んだ


少し霊感のある私


背中が少し冷える





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