かくれんぼ
しばらく鳴らすが返答がないので、帆乃花は電話を切ろうとした


♪♪♪…♪♪♪…


「待って…着信音が聞こえる」


それは三階の方から聞こえてくる


「茉莉の携帯の着信音だよね?」


私は帆乃花に聞いた


「わかんないけど…それしかないでしょ…」


「行ってみる?」


私は帆乃花に聞いてみた


「イ、イヤ…だって携帯に出ないって何で?オカシイよ!」


「じゃ、このままどうすればイイワケ?」


帆乃花は下を向く


「私が見て来るから、帆乃花はココにいて、携帯鳴らしといて」


私はそう言い、帆乃花から離れた






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