春恋
「柏原さーん!!!」
あたしは柏原さんのことを呼んだ。
柏原さんは、一人孤立していて、自分の席についていた。
小学生のころは、女子からも、男子からも人気があった柏原さんだったのに・・・。
なにかあったのかと思ってるうちに柏原さんがあたしの元へ来た。
「春ちゃん・・・。」
・・・・・。
はいっ!!??
あたし、柏原さんに"春ちゃん"だなんて呼ばれたこと今までに無いんですけどぉ・・・。
いつのまに親しくなっちゃった・・・?
「どっどうしたの!!?」
「あのね。春ちゃんにしかできない相談があるんだ。」
あたしにしか???