春恋
教室に着いたあたし達は「バイバイ」といってそれぞれの教室に入っていった。
がらっ…
「はぁぁるぅぅぅ!!!!」
がしっっ
「ななななななにぃ!?」
愛子は、うるうるした目であたしのことを見た。
「やばいの!!修くんがこのクラスにきたの!!」
「愛子に会いに!?」
「ううん…用事は春にあったみたいだけど…春、修くんと仲いいの??」
なんでぇぇ!!
あたし、メールでしかまだわかんないけど・・ちょー苦手なんですけどぉ!!
「いやいや!あたし、あのタイプちょい苦手なタイプだからさぁ・・・」
そういうと、愛子は安心したのか、にこっと笑い「そぉだよね!!良かった!!」
といって、あたしの机まで一緒に行った。