春恋





キーンコーンカーンコーン





はぁぁぁぁぁぁ・・・



なんか今日は何もしてないのに疲れた。




ずっと、あのことで考えてて頭の中が大変だったからな…



トンっ・・・



誰かに肩をたたかれた。


くるっと振り返ってみると、愛する夏君が立っていた。


「はーるちゃん!帰ろっか!!」



夏君の笑顔を見ると、今までの疲れが吹っ飛ぶよぉ・・・



「なつく~ん・・・あたし、修って人…怖い・・・」



ぷっ・・・


「春ちゃん、修は、ただクールぶってるだけだよ!!」


わっ笑われたし・・・



ってか・・・今、


「クールぶってる!?」


「そうなんだよ。アイツ、なぜか初対面の人の前では心開いてないからか、クールぶるんだよ(笑)」



いっ意味わかんない・・・
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