アンタ何様!?
1,
『うわぁ…でか』
おはようございます
佐藤亜季です。
今、今日から通う学校…名門校の聖城学園(金持ち学校)の前にいます。
こんな豪華な学校、庶民の私が通うような場所じゃないような気が…。
外見はもはやお城。
奇麗な装飾品が
たくさんついてて
キラキラしてる
大きさは…軽く私の家の50倍はあるかな。
あっ!私の家は割と大きいほうだよ
ていうか、ホントやばいって…
…どうしよ?
なんでこんな事になったのかは1週間前…
「亜季ー。お父さん 転勤が急に決まっちゃったから1週間後にはちゃんと引っ越しの準備しときなさいよ。
あっ、あと学校はお母さんの知り合いに頼んでるから心配しないでね!
きっと気に入ると思うわ♪」
『え!? そんなに急に!!
………まぁ、いいやっ。
今の学校あんまり好きじゃないし、お母さんがそんなに言うくらいならいい学校なんでしょ?
ちゃんと準備しとくよ』
「物分かりのいい娘で助かったわぁ♪」
『はいはい。』
っていう訳で来てはみたものの…
お母さんのバカー!!
私この学校でやっていけれるの?
…取り合えず校長室に行ってみるか。