「さの〜すき〜」


「りいちゃん、そんなに優哉君にくっつかないの!」


そんな感じに母上におこられた私。





「いいですよ叔母様。私もりい様のこと好きですから」




佐野は父上の会社の取引先の息子。


親どうしが仲良くて

佐野は高校生のとき私の執事になった。




でも物心ついた時から
好きなんて感情はなくなった。




「「りい〜!!!」」





「あっはい?」




「ぼーとしすぎ!」

「ここが私たちの家だよ」



やばい。
自分の世界にいっちゃってた。




「そうなんだー。」



ちいさい...

私ん家がでかいだけか。





「せっかくだから寄ってかない?」




「うーん。今日ゎ帰るよ。」



正直きょうゎ歩きすぎて
つかれたから早くかえりたかった。





< 14 / 24 >

この作品をシェア

pagetop