スーパーママは18歳!
「ふあぁ~」
お腹いっぱいになって、眠くなってしまったのか
千春はうとうとし始めた
『ちー、
そんなところで寝ちゃだめだよ。
お布団行こう?』
「あいー」
目を擦りながら、ふらふらと立ち上がる
布団に入り、目を瞑る
私はその横に寝転がり、千春の髪を撫でた
千春は、この小さな身体で
どれだけ我慢しているのだろう?
まだまだ小さいのに、変に物分かりが良くて。
私が忙しいことも、きっと理解してる。
だから、私が困るようなことは絶対に言ってこない
わがままを、言ってこない・・・
ごめんね、千春。
こんな頼りない母親で・・・
でもね?
わがままも、沢山言って欲しいな。
私が困ってしまうようなことも、沢山言って欲しいな。
そう思っちゃうのは、私のエゴかな?
ごめんね
ごめんね
ありがとう。
スースーと、静かに寝息を立て始めた千春の頭に
キスをひとつ落として
私は寝室を後にした