スーパーママは18歳!
もうひとつの仕事
リビングに出ると、私はPCの電源を入れた
千春が寝た、この時間
私は、私じゃなくなる。
もうひとりの“私”に変わる
そう、“デザイナー・CHIAKI”の姿に。
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あれは、私が千春を妊娠してからのこと。
私は身体の大事をとって、バイトを控えていた
「あ~ぁ、暇だな~」
することもない私がすることはひとつ。
「こんな服、着せたいなっ!」
子供服の雑誌を見ながら、生まれてくる子どもに着せたい服を妄想していた
そんなある日、
私は、その妄想をヒントに、服の絵を描いてみた
もともと絵は下手ではなかったし、
何より、服飾系に興味があった。
「結構、イケてんじゃん!!」
そして何を思ったのか、そのイメージ通りに、服を作ってみた
「あれ・・・?
これ、イメージとなんか違う・・・」
思い通りに作れないもどかしさに、私は楽しさを感じ、一層のめり込んだ