スーパーママは18歳!
「に、しても・・・。
大丈夫?疲れ溜まってるんじゃない?」
『ん?
あぁ、休日明けって気分乗らないよね~』
違うわよっ!千春ちゃんよ!
と、頭をペシッと叩かれた。
『あ~、そうね~・・・。
あのハイテンションぶりには、正直付いていけないところがあるわよね~・・・。』
なんせ、休日は5時起き。
私は寝てるのに、そりゃあもう凄い勢いで叩き起こされるモンだから、起きない訳にはいかない。
「・・・また5時起き?」
『ビンゴ~!』
ば~んっ!と打つ振りをする
馬鹿。と簡単に流され、宙に浮いた手の行き場が無くなり、とても恥かしくなってぎこちなく手を下ろした
「あんたも大変ね~」
鏡を睨みつけながら、手櫛で髪を整える里佳を横目で見て、私は服を払った
『そうでもないわよ。
案外楽しいわよ?』
今の私にとって、千春が生甲斐なのだから。
どんなに大変でも、軽々と乗り越えられる気がする。千春がいるのなら