スーパーママは18歳!






――え・・・っ




突然目が合ってしまって驚いたけど、ここで目を逸らすのも不自然だし、とりあえず軽く会釈する



そして顔を上げると・・・




――なっ、どうして・・・?




男がこっちへと歩いてきた。


まさに私に一直線に。




『い、いっらっしゃいませ。


どうされ・・・。』




「日野千秋さん、でいっらしゃいますか?」




私の言葉は途中で打ち切られ、男の発した言葉にかき消された




『は、・・・い。


そうですが・・・』




――どうして私の名前を?



そんな疑問もすぐに解けた。




「こちらで少々調べさせていただきました。」



『はぁ・・・。』




――この人は一体?




「あぁ、失礼。挨拶が遅れました。


私、こういう者です」




そう言って、一枚の名刺を渡された








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