スーパーママは18歳!
男の顔をまじまじと見つめていた視線を、渡された名刺に移す
『・・・っ!!?』
しののめ、こーぽれーしょん・・・
って、あの東雲コーポレーション!!?
あの、大企業の、東雲コーポレーションなの!!?
で、でも・・・
どうして、そんなところの人が私に――?
訳も分からず、名刺から男に視線を戻した
「・・・詳しいお話は、この後にでも。
宜しいですか?」
『あっ・・・』
今が仕事中だったと言うことを、完全に忘れていた・・・。
『・・・分かりました。』
これ以上、仕事を中断できない。
とにかく、今は・・・。
「では、向かいのカフェでお待ちしております。」
そう言ってその男は一礼し、そこから立ち去った
このとき、
私はこれから先にどんなことが起こるのかなんて
知る由も無かった