スーパーママは18歳!






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『・・・すみませんっ


お待たせしました。』




「いいえ、大丈夫ですよ。」




定時に上がり、急いでカフェまで来た。




『ホットコーヒーひとつ。』




注文を済ませ、ゆっくりと席に着いた




――カチャンッ



すぐにコーヒーが運ばれてきて、小さな音を立てた


それを手に取り、口に運ぶ



スッと、コーヒーの苦味が口の中に広がる


その苦味に私は目を伏せ、カップをゆっくりと戻した




『・・・それで、お話と言うのは?』




カップの水面に揺らめく自分の表情は何とも言えないもので。


そこから視線を逸らすように、彼の目を見据えて、




私は本題を切り出した








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