スーパーママは18歳!






「申し訳ありません。


勝手ですが、色々こちらで調べさせていただきました。」





・・・それって、



――犯罪臭くない?





「それ位しなきゃ、どうやっても貴女を見つけられないでしょう?


不快にさせてしまったのなら、申し訳ありません。」




『う゛・・・っ』




か、考えが読まれてる・・・。





「個人情報が流失してしまっている訳ではありませんので、ご安心を」





あんまり安心できないんだけど・・・





『まぁ、それより・・・。




――どうして、私なんですか?』






それは、一番気になっていたこと。



私じゃなくたって、デザイナーは沢山いるでしょう?


どうしてその中で私が選ばれたのかがわからない。



私以上のデザイナーだって居た筈。






だったら、何故――?









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