スーパーママは18歳!





私はお皿を洗いながら、さっきのことについて考えた




確かに・・・


挑戦してみたい気持ちは、ある・・・。



ただ、不安・・・なだけ。


失敗したら、どうしよう。


受けるからには、今の仕事もやめなきゃならない。


もし、ダメだったら・・・


私たちは、路頭に迷うことになるだろう。


その時、千春は・・・?


危ないことをするなら、今の安全な場所にいたほうがいいんじゃないだろうか?



でも・・・、


私は、このチャンスを逃して、これから先に後悔しない?


もし断ったとして、私は十年先に、後悔していないだろうか?


きっと、後悔してる・・・。




でも、でも、でも・・・っ



沢山の考えが、私の頭の中を一瞬で駆け巡った








「まぁーまっ!!」



『えっ!!?』



私はいつの間にか、リビングのソファに座っていて、頭を抱え込んでいた


そしてそんな私の目の前には、千春がいた








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