スーパーママは18歳!
きっと、
今以上に、大変な毎日になると思う。
構ってあげられる時間も、減ると思う。
それでも、
自分が後悔して、悔やんで、うじうじした背中を見せるくらいなら
死にモノぐるいで踏ん張って、気張って、千春が自慢できるようなママになるから
だから、
ゴメン――
寂しい思いもさせちゃうと思うし、我が儘を聞いてあげられないこともあると思う。
でも、
自分のために、頑張ってみたいんだ。
どこまで行けるか、試してみたい。
不安もいっぱいで、正直コワイけど・・・
千春がいてくれる、それだけで私は頑張れるから――
ぎゅっと抱きついていた千春の腕が緩み、とたんにスースーと、規則的な呼吸が耳を掠めた
千春の柔らかな髪から顔を上げ、くてっとなる、小さな身体を優しく抱きしめた
抱き上げ、布団に寝かせる。
私も、同じ布団に入り、その小さな身体を引き寄せた。
無意識に、私の服を握る、その行為に、愛おしさが溢れた
『愛してる』
私はそう呟き、深い眠りに落ちた――