スーパーママは18歳!
まさかまさかの
――コツン・・・
私はソレの前に立ち止まり、そびえ立つソレを見上げた
つっ、と背中を冷や汗が流れた
あぁ。
とうとう来てしまった。
ソレ、もとい、東雲コーポレーション本社に――
事の発端は、数時間前―――
――『・・・っあ、あの、日野千秋です。
先日のお返事、しようと思って・・・』
「あぁ。すみません!
・・・決まったんですね?」
『は、はい・・・。
あの、えと・・・っ』
緊張で上ずる声と、しどろもどろな口調
噛みまくってて、恥ずかしくなり、余計にたどたどしくなってしまう
『あの・・・っ
私・・・!』
お受けいたしますっ!!!
その言葉は、彼の一言により打ち消された
「すみませんが、お返事は本社にてお聞きしてもよろしいですか?」
・・・ん?
ほんしゃ?
ホンシャ?
『本社ぁぁあああ!!!?』