涙の色は
現世陽菜
彼女の名は現世陽菜。いつも屋上にいる少女。
僕―新庄命―もよく屋上にいくからよく見かける。
といっても、彼女はファンクラブまである程の人気者だ。
多少顔がいいくらいの僕には合わないってことかな。
彼女を見ていられるだけでいい。

そう、思っていたのに―


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