Your heart is mine



「そう言えば
もうすぐ
夏休みだねっ!!
恋ちゃん
予定とかぁるの??」

「ううん、特に」

首を振るァタシに
由宇はただ
歩幅を合わせるだけ。

夏休みに
デートしようとか
誘わないの??

そう言いたかったケド
あえて言わなかった。


「つかさ、
さっきメール
送ったンだけど見た??」

尋ねると由宇は一瞬
ポカンとした表情を
見せたが、鞄から
携帯を取り出し、
画面を見た瞬間、
真っ青になった。



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