Your heart is mine
素早く階段を下り、
玄関まで
辿り着く…ハズだった。
…ケド、
ぁともう01段と
行ったところで
「うぅっわっっ!!」
由宇が01段
踏み外してコケた。
「ちょっ!!
何してんの!?」
「コケた~~半泣」
半泣き状態の由宇に
ドッと溜め息。
ァンタ、本当に男ヵい…。
「~っ!!
ホラ立って!!
泣くようなコト
ぢゃないでしょ!!」
手を差し出し、
由宇を
立ち上がらせる。
そして背中を
パンパンと叩いた。
ホント、
世話の焼ける少年。