Your heart is mine
しばらくして
エミと亜樹が来て
語り合って
長く感じる
授業を受けた。
そして待ちに待った
昼休みに☆
「はぁ~!!
超しんどかったぁ↓
特に生物は…」
エミがうんと
背伸びし、鞄から
可愛らしい花柄に
包まれた弁当箱を
取り出した。
「ぁれ、
由宇くんいないね。
いつもなら、もう
廊下の方で
待ってんのに」
ホントだ。
何で遅い訳??
よりによってァンタの
弁当も作ってきて
あげたのに。
それからずっと
来るのを、待ってたケド
由宇は昼休み
ァタシの教室に
顔を出すコトはなかった。