もし君と恋に落ちたならば
夏の始まり
『りゅう』
誰かが呼んでる?
『ねぇ,りゅう』
暖かい声
聞き覚えのある声
少し悲しそうな声
『りゅう,なんで?なんでなの?』
僕は,何かしたの?
『体も心も痛いよ,りゅう。
あの日りゅうにつけられた傷.
消えないよ。』
僕がつけた傷?
『嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い
嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い....
りゅうなんか大嫌い』