忘れられない記憶


酔いが冷めてきたのか、
さっきより普通に話す怜奈と唯。

唯「それにしてもすごいよね~」

「何が~?」

唯「略奪愛やん!」

「そ う い え ば !」

唯「怜奈もやるね~(笑)」

「ちょ、唯どうしよう~!」

そんな時携帯が鳴った。

蒼【怜奈さー
俺なんかでいいの?】

迷わず返信。

【うちは蒼也がいいの!】

蒼【なら俺と付き合ってください。】

「?!」

唯「怜奈どーした?」

びっくりして落としかけた携帯を唯が奪いとってメールを見る。
メールを見て少し固まる唯。

唯「ちょ、怜奈!どーすんの?!」

「え?ああ!どうしよう!」

唯「どうしようって御前なぁ~‥」

唯は呆れたように続ける。

唯「付き合えばいいじゃん。」


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