俺様彼氏はあたしの王子
こいがたき?
あれから一時間ほど体育館倉庫で言い争ってたあたし達…。
かなり疲れた…。
てか梶くん!!
あたし達のこと呼びに来たくせに喧嘩とかしないでよ~っ…
しかもあま~いムードまで邪魔されちゃうし…。
ありえないんですけどっ!!
ぽんっ
あたしがかる~く梶くんにキレていたとき空の手が頭にのった。
うんまぁ物凄い顔しながら。はっきり言って逃げ出したいです。
「あいさ…。」
「な、ななな何でございましょうか…?」
「梶くんのことカッコイイとか思ってたんだ?」
いや、あれは…
「言葉のあやと言いますか…。」
「で?」
「だって梶くんに殺されそうだったから…泣」
そう言った後の空の顔はとてつもなくにこやかで怖いです…。