夏の幻
忘れなくても良いんじゃないか――
そう思う時もありました
でも
晴の事を想えば想うほど
夏は
毎日のように泣いていました
そう思う時もありました
でも
晴の事を想えば想うほど
夏は
毎日のように泣いていました