隣の男子に恋をして




「………であるから…」


暇だぁ……

日差しがちょうどあたり、日和はうつらうつらとふねをこいでいた。

「……滝」


「……ぁいッ!!」


ど、どうしよう~話聞いてなかったから分かんないよぉ~((汗


その時、佐川が小さな声で日和に囁いてきた。

「…滝、2xだ」
「……ぇ、…2xですッ!!」

「よろしい」


な、なんかけっこう優しいのか…?


「あ、ありがとう」

ちらり、と日和のことを見ると微かに笑った。


「どういたしまして」


ドキンッ

な、なんだこれ……
< 3 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop