あたしの秘密
霜「実はお見合いをしてほしいんです。」

「えっお見合い?!!」

霜「はい。お見合いと言いましても会って一緒に食事をする程度です。」

「あたしがやる必要あるんですか?」

霜「相手っていうのがお母さんがまだ社長の頃からのお得意様でね。ぜひ鈴奈さ
んをって。」

「そうなんですか。でもあたしはもうこの会社とは関係ないですよ。だからお
断りします。」

そう言うとニヤっと社長は笑った。

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