あたしの秘密
?「たくっ…おせーよ」

 「…っ…」

?「またなんもいわねーのか?」

 「け、慶斗…なっんで?」

慶「ま、話そーぜ。」


慶「俺、お前が脅されてたなんて知らなかった。」

 「っえ?なんでそれ…」

慶「おかしいじゃん。いきなり別れ話とか。で、考えたわけよ。鈴奈が休むようになってからひっついてくる女がいる。怪しいと思って問い詰めた。そしたら見事あたったって訳。」

ひっついてくる女。
きっとあのお嬢様だ…

慶「鈴奈いつもひどいよな。」

 「そ、そんなの、知ってるもん…」

慶「いつも1人で抱えて、1人で答えだして。誰も頼ろうとしねーの。俺らがいる意味ってあんのか?そう思っちまうよ。お願いだから、頼ってくれよ。」

 「……。」








< 156 / 161 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop