あたしの秘密
慶「また好きな女傷つけて…俺ほんと最低だな。」

 「そんなことない。あたし傷ついてないし。」

慶「じゃあなんで泣いてんだ?傷ついてんだろ?なんで我慢するんだよ?」

 「う…うぇーん…」

慶斗はあたしを抱きしめた。


 「だ、め…は、なして…あたしと一緒じゃあ慶斗は幸せになれないよ。あたしは慶斗の幸せを願うんだから…」

離すどころか抱きしめる力は強くなった。

慶「なんで決めつけんだよ。なんで鈴奈といると俺は幸せになれねーんだよ。俺の幸せを願うんならこんなことすんなよ。鈴奈と一緒にいることが俺の幸せなんだから…」

 「…ふぇー…っ…」

慶「だから、バイバイなんて言うなよ。どこにも行かないでくれよ…」

 「…んっ…で、も…」

慶「でも?」










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