夏空










けど…――



時間は刻々と過ぎていき…




消えるまで
あと30分…―――



「明日はどこ行く??」




そう聞く咲乃に
俺は何も答えられなかった




俺に…
明日はないから



咲乃と過ごせるのは
今日が最後なんだ






ごめん…


ごめんな、咲乃…



お前のそんな顔、
見たくなかった






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