お日様キラキラ

腹減ったなぁ…。なんて思いながら
修学旅行でウキウキ気分のクラスメイト達を
死んだ魚のような目で見つめていくアタシ。


あー…絶対顔死んでる。



まぁいいや。


｢じゃあ、俺とタグとユウタで修学旅行の班、絶対くもな!!｣

男子三人盛り上がってるな。

大野と田口、大林。


あーあいつ等仲いいよな。皆いいやつやし。
なーんて思ったり。


…そういや、女子２人、男子３人。か、男子２人、女子３人。

…班の男子、アイツ等は?

｢サエー。｣
｢ンー?｣

絵を描きながら返事をするサエ。

｢大野等誘わへん?班。アイツ等いい奴やし。｣
｢あ、いいなぁ。さそおか。｣


なんて、いいながら３人のもとへ。


大野も田口も大林も皆、いい奴やし面白い。
それに、大林はアタシと親友でもある。


少しテンションをあげてサエといく。

２人で行ったら何故か驚かれて、それに大してアタシとサエは笑った。


｢なぁ、修学旅行の班さ。ウチ等と組もうやぁ。｣

｢な?いいやろ?｣

お前等絶対組むよな?というオーラをだしながら
変にニコニコしながら言うウチ等。


大野たちは…え?という顔をしながらアタシ達にひいている。


・・・オイオイ、ひくなよお前等。

と心の中で苦笑する。




｢ど…どうする?｣
｢別にいいんちゃう?｣
｢多分、男女合同のがいいと思うし。｣


と、冷静な態度で言う大林と田口。

あー話わかる奴でマジでよかった。


｢じゃ、よろしくな。｣

とサエと２人で笑って言って自分の席に帰っていった。
そういや大野最後までどもってたな…。