捨て猫
あたしはオレンジジュースには目もくれず、
パフェをひとくち口に運んだ。
「美味しいっ!!先輩もどうぞっ」
コーヒーをすする先輩にすすめると、
「ひとくちだけな?」
と遠慮ぎみにほんのちょっとだけ食べた。
でも、あたしだって諦めない。
「そんなこと言わずに!もっと食べましょうよ~」
「…じゃあ、食べさせてよ」
「えっ?」
「お前が食べさせてくれるんなら、食べてもいいよ」
「…っ」
こんなことしたことないけどしょうがないっ。
「…はい、あ~ん…」
「あ~ん♥」
スプーンを近づけると、パクッと嬉しそうに食べた。
パフェをひとくち口に運んだ。
「美味しいっ!!先輩もどうぞっ」
コーヒーをすする先輩にすすめると、
「ひとくちだけな?」
と遠慮ぎみにほんのちょっとだけ食べた。
でも、あたしだって諦めない。
「そんなこと言わずに!もっと食べましょうよ~」
「…じゃあ、食べさせてよ」
「えっ?」
「お前が食べさせてくれるんなら、食べてもいいよ」
「…っ」
こんなことしたことないけどしょうがないっ。
「…はい、あ~ん…」
「あ~ん♥」
スプーンを近づけると、パクッと嬉しそうに食べた。