捨て猫
5と書かれた大きな背中が、
コートの中に入っていく。
代わりに11番がベンチに戻ってきた。

どうやら選手交代で、
先生は最後に隼人先輩を出したらしい。

「隼人先輩!!」
思わず叫んでいた。
先輩はこっちをちらりと見ると頷いてみせた。


そして、試合再開。
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