呪術書


 ハアーハアーっ・・・・


 「あいつは???」


 あたしはあたりをみわたす。


 「あそこ・・・・・」


 あの声・・はっ!!


 「い・・た・・・」


 あたしは恐る、恐る近づく。


 「!?」


 うごか・・ないっ・・足っ・・手・・体っ・・体が・・うごかない!?


 そいつはこっちをみ見た。二ャニヤと笑っている・・・


 「じゃま・・・しないでくれる・・?」


 「だ・・・め・・!!その人に手・・ださない・・で・・」


 笑っていたそいつの顔はみるみる怒り顔になった。


  やばい・・・そんなきもちがあたしに芽生えはじめたときだった・・



 「空っ!!大丈夫か・・ハアーハアー・・・っ・・」


 陸が言う。優、緑音も来てくれた。


 「り・・く・・・きちゃ・・ダメ・・お・お願い・・っ」


 あたしは必死にいった。だけど・・


 「なにいってんだよ!?」


 なにもいわず陸が走ってくる、優や、緑音も・・・・


 あいつが陸たちを見てる・・・だめっ!!やだっ・・・


 「きみたちも・・・邪魔・・するの・・?」


 あいつはまたなにかを唱え始めた。だめっ!!陸たちは動けなくなった。


 「何・・・?する気な・・の?・・・」


 あいつは手に・・


 「刃物・・・?」


 あいつは陸に近づき・・・・


 


 


 
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