呪術書


 外にでて裏庭へむかった。そこには古びた無駄にでかい倉庫がたっていた。


 「ここでなにをさがすんだ?」


 優が聞く。


 「本をさがしてほしいの。ここにぜったいあるはず。」


 あの声の通りなら―・・・・


 「よしっ!!さがすぞォ~っ」


 やけに張りきる緑音。


 それから1時間10分・・


 「無いっ、無いっ~っ!!」

 
 みんなも気力がなくなってきている。


 「おかしなァ~ぜったいあるはずなのに・・・・」


 「まだじかんはあるんだ、さがそーぜィ」


 にこっと笑うカズ。元気でた!!よーしさがすぞォ~!!


 あっ、何かに足がつまずいた。


 「痛―・・・・」


 「大丈夫!?空っ!!もうバカァ~」


 ほんとバカだあたし、しかし・・痛いっ!!もうなんだ?!あ!!お?もしやもしや


これは―・・・


 「本だっ!!」


 「え!?」

 「おてがらァ~空ナイスゥ~」

 緑音が言う。

 「空も役に立つ時があるんだなっ」

 陸っ~こいつーっ!!


 「おまえってやつはァ~!!」

 
 「コラコラっお前ら、今はそんなことしてるばあいじゃないだろ」

 
 優が呆れてる・・・


 「はァ~ィ!!」

 
 「じゃあ部屋にもどろっ!」

 
 あたしたちは、部屋にもどった。
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