スマイル〜最後の一瞬も〜
助けて・・・
「おかぁさん・・・ハァ」
「ん?どうしたの」
「体がダルいの・・・ハアハァ」
朝、起きてから
体の調子が、おかしかった
「すごい熱じゃない」
お母さんの、手が
ひんやり冷たくって気持ちよかった
「今、看護婦さん、呼ぶからね」
「うん…ハァ」
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ーーーーーーーーー・・・
「どうしました」
「熱があるみたいなんです」
「そうですか、亜矢音ちゃん
お熱計りましょうね」
ピピピ
「38.0°高いですね…」
「水枕用意しますね!それと、先生を呼んできますから」
「よろしくお願いします」