あなたの愛を

優夜side



一時間目は体育だった。


俺は高跳びの準備をしていたんだ。



すると―――――――。



バタッ。


騒ぎ出す周り。


俺は駆け寄り柚を抱き上げた。


こいつすっげぇ軽い。

いつも何食ってんだよ…。



そう思いながら保健室へ走った。




柚はうなされていた。



その時。





『や…矢城、君。』








やべぇ…超可愛いっ///


寝言で男を呼ぶって…
しかも好意を持たれてる男の名前呼ぶって…



ある意味しちゃいけねぇよ!!



何だよこの無防備な格好は…。



我慢出来ねぇよ…。




< 22 / 60 >

この作品をシェア

pagetop