あなたの愛を
優夜side
一時間目は体育だった。
俺は高跳びの準備をしていたんだ。
すると―――――――。
バタッ。
騒ぎ出す周り。
俺は駆け寄り柚を抱き上げた。
こいつすっげぇ軽い。
いつも何食ってんだよ…。
そう思いながら保健室へ走った。
柚はうなされていた。
その時。
『や…矢城、君。』
やべぇ…超可愛いっ///
寝言で男を呼ぶって…
しかも好意を持たれてる男の名前呼ぶって…
ある意味しちゃいけねぇよ!!
何だよこの無防備な格好は…。
我慢出来ねぇよ…。