あなたの愛を



さっきの物音はカギを閉めた音だった。



ゆっくり私に近づいて来るこの男は、


村井 準。





「村井君?」



村井君はどんどん私に近づいて来る。




私はベッドの方まで追い詰められてしまった。




「村井君…どうしたの?何する気?」



「雨宮、何にも知らないんだ?男と女が保健室で二人切りって言ったら…あれしかないでしょ。」


嫌な予感がする。



すると、村井君の手が私のミニスカートの中に触れて来た。



「嫌っ…触らないでっ」


「そんな格好してる雨宮が悪いんだよ。」


そう言って私はベッドに押し倒されてしまった。



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