◇◆続!イヤよ、イヤよ、も好きのうち◆◇



誰も居ない資料室で二人っきり…。

あたしと翼の吐息だけが響いていて、ここが会社だって事をつい忘れてしまいそう。


翼の手がゆっくりとあたしの胸に触れた瞬間…ビクンと体が反応する。

体中が火照り…。

「ダメ…。」


甘い囁きを漏らしてしまう。


その時…


ガラガラ。


資料室のドアが開き、あたしと翼は固まった…。


「ええ~と、あの資料はどこだったかな?」



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