◇◆続!イヤよ、イヤよ、も好きのうち◆◇
翼サイド
パーティーでは、いきなり次期社長として紹介されるし…。
愛想笑いなんて下手な俺は、アタフタしていた。
でも、朱莉も居るから必死に平然を装っていた。
と、その時…。
朱莉は赤い顔をして男と挨拶をしている。
は?
淳君?
朱莉に近付き過ぎだよ!!
ムッとしたのは、言うまでも無く。
テレながら会話する朱莉と、馴々しい淳君の態度に苛立ちを隠せなかった。