◇◆続!イヤよ、イヤよ、も好きのうち◆◇



「へ?」


斜め上から聞こえた声に顔を向けた。


優しい笑顔の南君はあたしから、書類を奪い、隣りのデスクに座った。

「大丈夫だよ?これはあたしの仕事だもん!」


「何言ってるんですか?パートナーじゃないですか?」


パソコンに向かう南君は、仕事に取り掛かっているのに…。


あたしは南君の横顔を見詰めてぼーっとしている。


南君の横顔に翼を重ねていたあたし…。



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